2013年5月28日火曜日

空駆け地を疾走するクアッドコプターカー "B go beyond"


Kickstarterのプロジェクト、B go beyondが面白い。



220mmという経の大きなドライビングリング(よく見ると車輪ではないではなく無限軌道!)で自由自在に走行できるうえに、その内側に取り付けられた4枚の7インチプロペラによって飛行が可能という代物。陸上を走るクアッドコプター、もしくは空飛ぶラジコンカーだ。
落下にも耐える丈夫なポリカーボネートのボディーと剛性の高いシャーシを持ち、720pのカメラで内臓SDカードに映像も記録可能。連続飛行時間は15分と言う事だ。

空陸両用のものとしてはイリノイ大学のHyTAQ Robotや自衛隊の球体飛行体などもありいずれもクールだが、このBは過去の例ともまた違い、非常にスポーティで洗練されている。

2012年5月27日現在、このB go beyondはKickstarterで資金集め中。$320の出資で組み立てキット、$370以上で組み立て済みのBを入手可能だ。AR DroneがAmazon.comで$185だが、この革新的なマシンは$400でも高くはないだろう。


制作者である"B"さんは英国サザンプトン大学の博士課程におり、米国DARPA(国防高等研究計画局)のコンペ、UAVForgeの2012年大会で150のチームを破り優勝を果たしている。
その彼の夢は大きい。
Kickstarterにはこのマシンはあくまでホビー用だが、将来的にはソーラーパネルを装備し、人が乗れるサイズのものを作成して人命救助に役立てたいとある。

もちろん、実車とラジコンの間には大きな違いがあり、その難易度は非常に高いだろう。しかし、ただ夢を語るのではなく、ラジコンという形でプロトタイピングを行い、実体化して見せるからこそ他人にもその可能性は伝わるし、応援したくなるのだ。

いつの日か映画ではなく現実でこんなマシンが活躍する日が来るかも知れない。

※2013年6月26日追記
Kickstarterでのクラウドファンディングは成立したようです。
これを書いている時点で7日を残し£105,595/£86,500という状態。
発売が楽しみですね。

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